図書館の一角に

 俺が「古文書棚」と密かに呼んでるところがある。なぜなら、20年以上前のコンピュータ関連の書籍が並んでいるからだ。今時そんな古いのはいらねーだろ…、と思っていたのだが、ふと目についたのがSmallTalk-80やPrologLispのテキスト。「この学校にはトレンドの言語の本しか置かないのか」と高をくくってた俺が間違いだった。これらはいわば「枯れた言語」なので新刊がないから、そっちの棚にないだけの話だったのだ(そういや、新刊の棚にはSqueakの本が2冊ある)。
 そんなわけで、さっそくSmallTalkの本を借りてみた。洋物ペーパーバックのような体裁でちょっとカッコいい。書いたのは富士ゼロックスの人たち(当然日本人だし、中身も日本語)だけど。