「人間社会のゲーム理論」読了

人間社会のゲーム理論―最適戦略を求めて
鈴木 光男
講談社 (1970/08)
売り上げランキング: 908,405
 今ちょっと考えてることがあって、もしかしたらゲーム理論が解決のヒントになるかも…、と思ったので、「入門」と書いてある本書を借りてみた。何か、解決どころか、余計頭の中をごちゃ混ぜにされた気分。前半が定義付けばかりなので、「読み物」として考えた時、一体それらがどう繋がっていくのかが見えにくかった。恐らく、筆者は論文と同じような流れで書いたんだろうけど。
 この本は結構古いので、今更読むとしたら、一般教養としての(ノイマンの)ゲーム理論の説明なのかな、という風に読むくらいしかないかも。今だったら、もっと研究も進んでるだろうし。