今更デスノですか、俺

 昨日、妹から6巻まで渡ってきたので、程なく読破。最近っつーか大学に入って以降、「ジャンプ」と名の付く漫画はヤンジャンしか(それもある期間だけ)読んでないもんで、どれだけ世間から離れてるんだよ、と。んで率直に、結構面白い。それに、「あー、このシーンのコラだったのか」という部分もいくつか分かったし。
 でもなー、こういう「天才」の活躍する漫画って、どうしても漫画っていう枠があるからだと思うけど、所謂ストーリー中の「天才の明晰な分析」というのも、「え、それ、作者が意図的に隠したプロットをバラしてるだけじゃん」と見えてしまう。んで、この漫画でも多少そういう部分が見えてしまっている。薄々感じてたのは「金田一少年〜」からなんだけど、ひょっとしたら、漫画を描く際の「天才のセオリー」みたいなのがあるのかもしれない。また、世間一般の「天才」のイメージと自分の中での「天才」のイメージがズレているせいもあるかもしれない。あと、自分の中でくすぶっている「想像力だけで天才の知能を描けるのか?」という問題もある。そういう意味もあって個人的には、登場人物が全員凡人であっても、彼の発言や行動が腹の底をえぐるような内容のものの方が好みだったりする。
 軽く頭が痛いので、雑文(というか支離滅裂)で失礼。