Linux(Ubuntu)の外部ディスプレイ事情

 Ubuntu8.04であるHardy Helonは、xorgのバージョンが7.3、xのインテルドライバ(965なんかに対応してるやつ)が2.2になったので、ThinkPad x61でも、xrandrによるディスプレイ拡張がカーネル及びxorg.confの設定がほぼ素の状態でできるようになってます。追加したのは、xorg.confのScreenセクション(の、Displayサブセクション)に、

Virtual 5000 2000

 を一行入れただけ。(これのサイズは、ディスプレイの実サイズの合算より大きければいいらしい)
 適用するには、何も考えずにシェルから

xrandr --output VGA --mode "1920x1200"
xrandr --output VGA --right-of LVDS

 でOK(僕の環境では、VGAが外部ディスプレイ、LVDSがThinkPadのディスプレイ)。ホント、Linuxも便利になりましたね。xfree86.confと格闘していた時代が懐かしい。
 ちなみにディスプレイは、日本のGoogleで検索してもほとんど出てこないLenovoのL220xです。1ヶ月以上前に買ってやっと繋げたんですが、会社で使ってるDellの2007WFPより正直ずっといいです。アナログ出力にムラがない(少なくともDellほどには)。「Dellはアナログがクソだけどこの価格帯でDVI付いてるから」と思ってる人は、同価格帯でDellより遥かにアナログがいいので、検討する価値アリです(「いや、24インチが…」というなら仕方ないですが)。

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