「計算論」まだやってますよ
亀の歩みの如き進み具合ですが。これは主に自分向けの捕捉なんだけど、しょっぱなから「」なんて記法がでてきて戸惑ったけど、プログラム言語に置き換えてみてやっと分かったのだが、Nは自然数の集合と定義されているので、つまりという関数は、自然数の集合()をm個受け取り、を一つ返す、ということっぽい。少なくともこの理解で、これで今まで読んだ部分では全く問題がない。因みに、現在25ページ。ゲーデル関数を使った証明でてこずってます。ホント頭悪い、俺。きっと東工大の学生、特にCSやってる人はすらすら理解できるんだろうなぁ…。
以前「史上最大の発明アルゴリズム」を読んでいて、ゲーデル、チャーチ、チューリング、ポストが同じ概念についてそれぞれ異なる定義をした、ということが書いてあったが、その意味が最近になってやっと少し分かってきた。みんな、算術を機械的な手続きで行えることを示していたのね。つまり、1+1を計算するには知性が必要だけど、原始帰納的関数を定義してしまえば、所定のステップを踏むだけで、知性の入るすき間もなく論理的に正しい演算が可能になる、ということ。これが分かったとき、ちょっとだけ身震いがした。
計算論 計算可能性とラムダ計算
posted with amazlet on 07.02.22
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入門書として最高の一冊